これからEVの普及を推し進めるためには充電インフラが先手先を走っていなければなりません。
少なからずとも今後EVを販売する自動車ディーラーを中心により多くの充電スタンドが設置されていかなければなりません。
急速充電器を設置するには電気の契約を低圧受電から高圧受電に変更する必要があり、その手続や許可が下りるまでに時間もかかりますし、固定費も上がります。さらには、充電スタンドの使用時間が電力使用ピーク時間帯に重なり、EVの充電に使用される電力が総電力使用量を超え、電力需要の分散やコスト削減など多くの問題が未解決のままとなっていました。

それらの問題点を解決するため、現存の電力インフラの夜間電力を積極的に利用して電力需要の分散と充電コスト削減ができる充電スタンドの開発を進めています。

EVで使用されたリチウムイオンバッテリーのリユース品の採用することで環境にも優しく、各種出力に対応したポートや通信モジュールの搭載で災害時にはデザスターリリーフとしての役割も果たします。